彼が中折れ・EDかも…責めずに支えるには?原因と受診、治療薬の注意
途中で元気がなくなる、うまくいかない日が続く。たまになら多くの男性にあることですが、くり返すなら病気のサインのことも。EDや中折れの原因、受診先、ED治療薬の注意、パートナーとしてかけたい言葉と避けたい言葉をまとめました。
セックスの途中で、彼が元気をなくしてしまう。最近うまくいかない日が続いて、気まずい空気になる。「私に魅力がないのかな」と、ひとりで悩んでいませんか。
たまになら、よくあること
イギリスの国民保健サービス(NHS)は、ほとんどの男性は、ときどき勃起しなかったり、勃起が続かなかったりすることがあり、たいていはストレスや疲れ、お酒の飲みすぎが原因で、心配はいらない、としています。
彼がうまくいかないのって、私に魅力がないからなのかな…。
そう思ってしまいますよね。でも、勃起は体の状態やストレスに大きく左右されるもので、あなたの魅力とは別の話なんです。自分を責めなくて大丈夫ですよ。
「うまくいかなかったらどうしよう」というプレッシャーそのものが、さらにうまくいかなくさせることもあります。妊活でタイミングを合わせるときに起きやすいのも、そのためです。妊活中の人は 妊活のタイミング疲れの記事 も読んでみてください。
くり返すなら、病気のサインのことも
NHSは、勃起の問題がくり返すときは、治療できる病気が隠れているかもしれないので受診するようすすめています。原因として、次のようなものがあげられています。
- 高血圧、高コレステロール
- 糖尿病
- うつや不安
- ホルモンの問題
日本臨床内科医会の資料では、日本の40歳以上の男性の半数以上が、なんらかの原因でEDになっていると考えられています(2016年の4社合同調査の発表より)。めずらしいことではありません。
受診先と治療
相談先は、泌尿器科や、男性の性の悩みを扱う外来です。NHSによると、治療の中心は、シルデナフィル(バイアグラ)やタダルフィルなどの飲み薬です。あわせて、生活習慣の見直しもすすめられています。NHSがあげているのは、次のようなことです。
- 体重を減らす
- たばこをやめる
- バランスのよい食事をとる
- 毎日体を動かす
- ストレスを減らす
- お酒を飲みすぎない
- 自転車に長時間乗りすぎない(週3時間未満が目安)
ふたりで一緒に取り組めることも多いので、「あなたのため」ではなく「ふたりの健康のため」と誘うと、始めやすくなります。
ED治療薬で知っておきたいこと
医師の処方で飲む薬には、守るべき注意があります。バイアグラの添付文書では、たとえば次のような人は飲めないとされています。
- 狭心症などで、ニトログリセリンなどの硝酸剤を使っている人
- 心臓や血管の病気があり、性行為が体に負担になると考えられる人
- 血圧が低すぎる人、治療されていない高血圧の人
また、4時間以上勃起が続いたときは、すぐに医師の診察を受けるよう注意されています。
パートナーとして、かけたい言葉・避けたい言葉
| 避けたい言葉 | かわりに |
|---|---|
| 「またダメだったね」 | 「今日はくっついていられてうれしかった」 |
| 「私のこと、もう好きじゃないの?」 | 「疲れてたんだね。無理しないでね」 |
| 「早く病院に行ってよ」 | 「私も気になってるから、一緒に調べてみない?」 |
責める言葉や、からかう言葉は、プレッシャーを強めてしまいます。本人がいちばん落ち込んでいることも多いので、まずは気持ちを受け止めることから始めましょう。
受診の話は、セックスの直後ではなく、落ち着いているときに。「あなたの体が心配」という気持ちから伝えると、受け止めてもらいやすくなります。
あなた自身の気持ちも大切に
うまくいかないことが続くと、パートナーの側も、寂しさや不安を抱えます。その気持ちを我慢し続ける必要はありません。ふたりで話すのがむずかしいときは、カウンセラーなど第三者に相談するのもひとつの方法です。ふたりの性欲の差については 性欲の差の記事 にまとめています。
受診の目安
よくある疑問
質問:中折れするのは、私とのセックスがつまらないから?
そう決めつける必要はありません。NHSによると、ときどきうまくいかない原因の多くは、ストレスや疲れ、お酒です。ふたりの関係のせいにせず、体や生活の状態から見直してみましょう。
質問:彼が病院に行きたがらない。
恥ずかしさから受診をためらう人は少なくありません。責めずに「体が心配だから」と伝え、泌尿器科の予約や情報集めを一緒にするなど、ひとりで行かせない工夫が助けになります。
質問:潤滑ゼリーを使うと、うまくいきやすい?
潤滑ゼリーは、腟が乾いて痛いときに摩擦を減らすものです。勃起そのものを助けるものではありませんが、痛みや焦りが減ると、ふたりが落ち着いて過ごしやすくなることもあります。選び方は 潤滑ゼリーの選び方 へ。










