セルフプレジャーの気分が乗らない…照明・香り・音で落ち着ける部屋をつくるコツ
さあ、と思っても気分が乗らない。なんだか落ち着かない…。そんな日は、部屋の環境を見直してみませんか。気が散る原因の減らし方、照明・香り・音の整え方、アロマやキャンドルを安全に使うための注意、時間別の簡単セットをまとめました。
ひとりの時間をつくったのに、なんだか気分が乗らない。部屋が明るすぎる、通知が気になる、足が冷える…。小さなことが積み重なって、落ち着かない日もありますよね。
どうして、雰囲気で気分が変わるの?
性の研究では、性的な反応を「アクセル」と「ブレーキ」のかね合いで考える見方があります(デュアル・コントロール・モデル)。興奮を進める働きと、抑える働きがあって、その効きやすさには人によって差がある、という考え方です。気分や心配ごとも、性的な反応に関わると考えられています。
つまり、気分が乗らないのは、アクセルが足りないからとは限りません。「誰かに聞こえるかも」「寒い」「通知が鳴りそう」といった、ちょっとした気がかりがブレーキになっていることもあります。
気分が乗らないのは、私の感度が低いからだと思っていました…。
そう決めつけなくて大丈夫ですよ。体じゃなく、部屋のほうに理由があることも多いんです。まずは気になることをひとつずつ減らしてみましょう。
まずは「気になること」を減らす
- 部屋の鍵をかける。家族や同居人の予定を確かめておく
- スマホの通知を切る、または機内モードにする
- 部屋を暖かくしておく。足元が冷えるなら靴下や毛布を
- 時間に余裕のある日を選ぶ
- タオル・ティッシュ・潤滑ゼリーを手の届くところに置いておく
音や後片づけが心配な人は 実家・同棲中でもバレない工夫の記事 も参考にしてください。
照明:明るさを一段落とす
天井の明かりを消して、間接照明やスタンドライトに切り替えるだけでも、部屋の印象は変わります。暖かい色の光で、手元が見えるくらいの明るさが目安です。明るい部屋で自分の体が見えるのが気になる人にも、試しやすい方法です。
寝る前にするなら、そのまま眠れる明るさにしておくと安心です。厚生労働省の睡眠ガイドは、寝室にスマホやタブレットを持ち込まず、できるだけ暗くして眠ることをすすめています。眠りとの関係は オーガズムのあと眠くなるのはなぜ? にまとめています。
香り:好きな香りを、安全に
香りの好みは人それぞれ。「この香りが効く」と決めるより、自分が心地いいと感じる香りがいちばんです。ディフューザーやルームミストなら、火を使わずに香りを楽しめます。
精油をデリケートゾーンにつけるのはやめましょう。協会は、治療中や薬を処方されている人は医療機関に相談すること、妊娠中は体調を考え、香りを楽しむ(芳香浴)以外の使い方には十分注意することも案内しています。
キャンドルを使うなら
炎のゆらぎが好きな人もいますが、ベッドまわりは布団やカーテンなど燃えやすいものが多い場所です。東京都は、ろうそくを使うときの注意として、火をつけたらその場を離れない、燃えやすいものの近くや不安定な場所で使わない、説明書をよく読む、子どもや高齢者・ペットのいる家では電気のキャンドルなども考える、とよびかけています。
マッサージキャンドルを使うときも、火を消してから、溶けたオイルの温かさを手で確かめて使います。たとえば iroha のマッサージキャンドルは、粘膜や顔には使えず、シリコンを傷める可能性があるので iroha のアイテムとの併用も控えるよう案内されています。
音:生活音をやわらげる
静かすぎると、かえって小さな物音が気になることもあります。好きな音楽や、雨・波などの自然音を小さめの音量で流すと、まわりの音が気になりにくくなります。歌詞があると気が散る人は、歌のない曲を。いつも同じ曲にしておくと、「これからひとりの時間」という切り替えの合図にもなります。
時間別:かんたんセット
| 時間 | やること |
|---|---|
| 5分 | 鍵をかける、通知を切る、照明を一段落とす |
| 15分 | 5分のセット+部屋を暖める、好きな香り、音楽 |
| ゆっくりできる日 | 15分のセット+お風呂で温まってから、全身をマッサージ |
お風呂の注意は お風呂でのセルフプレジャーの記事、全身の心地いい場所の探し方は 性感帯の見つけ方の記事、考えごとが浮かぶときは マインドフルネスの記事 にまとめています。
受診・相談の目安
よくある疑問
質問:アロマオイルで、デリケートゾーンをマッサージしてもいい?
やめておきましょう。精油は原液を肌につけないのが基本で、マッサージ用のオイルにも、粘膜には使えないとしているものがあります。デリケートゾーンには、潤滑ゼリーなど専用のものを。選び方は 潤滑ゼリーの選び方の記事 にまとめています。
質問:家族と住んでいて、香りが残るのが気になる。
香りは控えめにして、終わったら換気を。香りを使わなくても、照明と音だけで十分に雰囲気は変わります。
質問:毎回準備するのが面倒。
全部そろえなくて大丈夫です。「照明を落とす」「いつもの曲をかける」など、ひとつだけ決めておくのがおすすめ。続けるうちに、それがスイッチになっていきます。








