セルフプレジャーのあと後悔しちゃう…罪悪感の正体と、軽くするコツ
終わったあと、なんとなく後悔したり、自分を責めたくなったり。オナニー(セルフプレジャー)は体にとって自然なことで、害があるものではありません。罪悪感が生まれる理由と、気持ちを軽くする考え方、相談したほうがいいサインをまとめました。
気持ちよかったはずなのに、終わったあとで急に「なんでしちゃったんだろう」と落ち込む。誰にも言えないぶん、ひとりで抱え込んでしまいますよね。
そもそも、していいの?
していいんです。アメリカのクリーブランド・クリニックは、マスターベーションを性の発達のなかで自然で健康的なこととし、自分の体を知り、気持ちよさを感じるための方法だと説明しています。
「目が悪くなる」「妊娠しにくくなる」「頭がおかしくなる」といったうわさがありますが、どれも根拠はありません。強くこすりすぎて一時的にヒリヒリしたり腫れたりすることはありますが、数日でおさまるものです。
クリーブランド・クリニックは、ストレスや緊張がやわらぐ、眠りやすくなる、気分がよくなる、といった良い面もあげています。「してはいけないこと」どころか、自分をいたわる方法のひとつにもなり得るのです。
どうして後悔や罪悪感が出てくるの?
クリーブランド・クリニックも、宗教や文化的な価値観から罪悪感を抱く人がいることにふれています。ほかにも、こんなことが重なっているのかもしれません。
- 「女の子はそういうことをしないもの」と感じながら育った
- 家や学校で、性について話す機会がほとんどなかった
- 見たものの内容や、自分の想像に「こんなこと考えていいの?」と思ってしまう
- 終わったあとの脱力感を、「むなしさ」だと受け取ってしまう
どれも、あなたがおかしいから起こることではありません。罪悪感は、体の問題ではなく、これまでに身についた「考え方のクセ」から来ていることもあります。
頭ではわかっていても、終わるとやっぱりモヤモヤする…。
いきなり気持ちを切り替えるのは難しいですよね。少しずつで大丈夫。次の工夫から、できそうなものを試してみてください。
罪悪感を軽くする、小さなコツ
終わったあとの「ルーティン」を決める
手を洗う、お気に入りの飲み物を飲む、好きな音楽をかける。終わったあとにやることを決めておくと、「やってしまった」から「自分をいたわる時間」に切り替えやすくなります。
頻度や内容を、人と比べない
何回ならOK、という正解はありません。多くても少なくても、しなくても、あなたの自由です。気になるのは回数より、「生活に支障が出ていないか」です。
「したくない日」はしなくていい
罪悪感を消すために、無理に続ける必要もありません。しない選択も、同じように尊重されていいものです。
気分が落ち込む見方は、少し離れてみる
何かを見ながらすると、あとで気分が沈むことがあるなら、見ないでする日をつくってみるのもひとつの方法です。自分が心地よくいられるやり方を探してみてください。
「イけなかった」で落ち込まない
気持ちよくなれなかった、最後までいけなかった。そんな日に「向いていないのかも」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、ゴールは必ずしもオーガズムでなくて大丈夫。心地よいと感じられたところで終わりにしても、それで十分です。
触り方や道具、時間帯、リラックスの仕方で感じ方は変わります。うまくいかない日があっても、「自分の好きを探している途中」と考えてみてください。ひとりの時間の悩みは ひとりの時間 の記事にもまとめています。
パートナーがいるのにするのは、いけないこと?
いけないことではありません。クリーブランド・クリニックも、ほかの人とセックスしているかどうかにかかわらず、マスターベーションは普通のことだとしています。パートナーとの関係とは別の、自分のための時間と考えて大丈夫です。
パートナーに話すかどうかも、あなたが決めていいことです。話さないのは隠しごとではなく、自分だけの時間を大切にしているだけ。もし話してみたくなったら、「自分の体のことを知りたくて」くらいの軽い言い方で十分です。ふたりのときに「こうされると気持ちいい」と伝えるヒントになることもあります。
パートナーとの性欲の差に悩んでいる人は 性欲の差の記事 も読んでみてください。
清潔に、安心して楽しむために
- 始める前に手を洗い、爪は短く整えておく
- こすれて痛いときは、潤滑ゼリーを使う
- グッズを使うなら、使ったあとに洗って乾かしてからしまう
- ヒリヒリするときは、その日はお休みする
「清潔にしておけば大丈夫」とわかっているだけで、終わったあとの「汚いことをしたかも」というモヤモヤが軽くなることもあります。
グッズのお手入れは アイテムの洗い方・保管の記事 にまとめています。はじめての人は セルフプレジャーのはじめ方 もどうぞ。
相談したほうがいいのは、どんなとき?
クリーブランド・クリニックは、次のようなときは専門家の助けが必要なことがあるとしています。
- 仕事や学校を休んでしまう
- 予定をキャンセルしたり、やるべきことを忘れたりする
- 恋人との関係に影響が出ている
また、罪悪感が強くて気持ちが沈む日が続く、眠れない、といったときも、ひとりで抱え込まないでください。性の悩みを扱うカウンセラーや、心療内科に相談できます。
よくある疑問
回数が多い気がする。異常?
回数だけで異常かどうかは決まりません。仕事や予定、人間関係に支障が出ていないなら、心配しすぎなくて大丈夫です。
セルフプレジャーをしたことがないのは、変?
変ではありません。興味がないのも、したことがないのも、どちらも自然なことです。興味が出たときに、自分のペースで始めれば大丈夫です。
終わったあと、むなしくなるのはどうして?
気持ちが沈むことがあっても、それは悪いことをした証拠ではありません。「悪いことをしたから」と結びつけずに、少し休んで、自分をいたわる時間にしてみてください。強い落ち込みがくり返すときは、ひとりで抱え込まずに相談を。










